住宅ローン講座

銀行がイチ押しの期間固定金利の罠!?よく理解して選択すべき!

はじめに

「期間固定金利」「当初固定金利」「固定金利選択型」「固定特約金利」…。名前は各金融機関によってまちまちですが、現在の銀行各行の住宅ローン戦線において、間違いなく主力になっているのがこの金利タイプです。

とはいえ、顧客のお得のためのいうよりは、自らの利益のためにおすすめを立てるというのが銀行。

それでは、この期間固定金利という金利タイプ、いったいどんなものなのでしょうか?解説いたします!

期間経過後には2択ができる

まずはこの金利タイプが、どのようなものなのかを簡単に解説します。

まずはその名の通り、契約から一定期間は金利が固定されます。

しかし、その一定期間経過後の扱いについては勘違いしている人が多いので、注意しておいてほしいです。

この金利タイプにおいては、当初に設定された一定期間経過後には、再び一定期間固定金利にするか変動金利タイプに変更するかの選択ができるのです。

なお、この時に再び期間固定を選んだ場合には、その期間が経過した後にはやはり同様の2択ができます。

ちなみに、別の金利タイプとして考えられている「変動金利」も、半年間は金利が変わらないので、言ってみれば固定期間が半年の期間固定金利なのです。

金融機関の中には、変動金利プランでも半年経過ごとに期間固定金利に変更できるところもあります。

そして、ここが大切なのですが、一定期間経過後に再度期間固定金利を選んだとしても、適用される金利はその時点での固定金利であって、ローン開始時の金利ではないのです。

つまり、期間固定金利は変動金利の亜種なのです。

変動リスクは金融機関ではなくローン契約者が負わなければなりません。

ネーミングに含まれる「固定」という語に惹かれて、安定した金利プランだと考えると、痛い目を見ることになります。

固定期間が短いほど金利は低い

続いて、期間固定金利の実際の金利を見てみましょう。

2016年8月の三菱東京UFJ銀行の最低金利です。

期間

1年

2年

3年

5年

金利

0.95%

0.95%

1.05%

1.15%

期間

7年

10年

15年

20年

金利

1.15%

1.15%

1.85%

2.20%

概して固定期間が短いほど、つまり契約者がとる変動リスクが大きいほど、金利が低くなっていることがお分かりになるでしょうか。

なお、固定期間の種類は、金融機関によってかなりの差があり、期間1年や15年、20年といったプランを取り扱っていない金融機関もあります。

期間固定金利の使い方

変動金利プランと同様に契約者が変動リスクを負わなければならない期間固定金利プランですが、使いようによっては便利でもあります。

というのは、ローン契約時に借入限度額いっぱいまで借りてしまう人もいる中で、多くの人は、余裕をもって返済額を設定するはずです。

長い返済期間には人生の岐路は複数あるはずで、無数のアクシデントと臨時出費があるはずだから、それは当然ですよね。

ですが、ほとんどの場合には大禍なく人生は過ぎます。

それゆえ、当初は35年返済でローンを設計していても、繰り上げ返済をして20年~25年で返済を終える人は多いのです。

そしてこの期間固定金利は、そんな人におすすめです。

アクシデントに備えて一応長めにローンを計画するが、うまくいけば20年で返済を終えられるはず、というような。

それなら固定期間20年にすれば、低金利を享受しながら変動リスクを抑えることもできるでしょう。

ただし、それはあくまでもフラット35を使えない人だけの話です。

フラット35が使えるなら、期間固定金利よりも全期間固定金利の方が低金利ですので…。

まとめ

  • 期間固定金利は、一定期間経過後には再び期間固定金利にするか変動金利にするかの選択ができる。
  • 再度期間固定金利を選んだ場合の適用金利は、その時点での金利であり、ローン開始時のものとは異なる。
  • 金融機関によって、用意している固定期間のプランに差がある。
  • 余裕をもってローンを設計する人には、期間固定金利が向いている。

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