住宅ローン講座

新生銀行の住宅ローンを徹底解説!初期費用と手厚い保障が魅力

はじめに

どの金融機関で住宅ローンを借りるのか。

それを決めるのに何年もの期間を費やすわけにはいきませんが、契約してからは何十年間ものお付き合いになるのが住宅ローンです。

その何十年もの間には、子どもの出産や進学・就職、夫婦の退職などさまざまな出来事が起こるでしょう。

山あり谷ありな人生のお供となるのが住宅ローンですから、入念に比較してから選択すべきです。

今回は、そんな山あり谷ありを手厚くサポートしてくれるのが魅力の、新生銀行住宅ローンをご紹介します!

圧倒的に低い、初期にかかる費用

手厚いサポートが魅力とは言ってもローン商品ですから、判断の際に何よりも優先すべきはお金に関することでしょう。

住宅ローンの総支払額を左右するものは、大きく分けて2つ。

それが金利と諸費用です。

その2つを、順番に点検していきましょう。

初めだけは業界最低水準の変動金利

まず新生銀行住宅ローンで注目すべきは、その変動金利の低さです。

2016年12月の適用金利は、なんと0.45%!

これは他の金融機関の追随を許さない数字ですね。

ただし、これは全金利0.15%引き下げキャンペーン中の特別金利で、そもそもの適用金利は0.60%です。

なお、今後のことについて確実なことは言えませんが、今回のキャンペーンと同様のキャンペーンは断続的に実施しているようなので、今後も似たようなキャンペーンが行われると予想されます。

このキャンペーンは2017年1月中に審査申込みをし、2017年3月末までに融資実行される契約にのみ適用されます。

ですから、仮に期間内に審査申込みをしても、肝心の注文住宅の設計や内装・外構工事に手間取って引き渡しが延びてしまうと、キャンペーン適用を逃してしまうかもしれません。

たった0.15%の金利の違いでも、これが仮に3000万円の35年ローンなら、総返済額に90万円近くの差が生じてしまうので、注意が必要ですね。

変動金利が最低水準なのは、初めの半年間だけ!

ただし、新生銀行住宅ローン変動金利の「業界最低水準」には落とし穴があります。

それは、その金利が適用されるのは借入から半年間だけということです。

どういうことかというと、そもそも新生銀行は住宅ローンの基準金利というものを設定しています。

2016年12月の基準金利は1.50%なのですが、この金利がこれからもずっと変わらないと仮定して話を進めます。

(「変動金利」ですから変動するのですが、話を簡単にするために変動しないことにします。)

契約当初から半年間は、基準金利から1.05%優遇された0.45%という金利が適用されるとはすでに述べました。

しかし、この優遇幅は契約から半年後には0.65%になり、返済が進んで借入元本残高が500万円を下回ると、0.25%になるのです。

よって、基準金利が変わらない場合、適用金利は以下のようになります。

期間

金利

契約から半年間

0.45%

契約から半年後で借入元本残高が500万円以上

0.85%

契約から半年後で借入元本残高が500万円未満

1.25%

 

現在は空前の低金利時代ですから、2016年12月でも0.85%を下回る変動金利で住宅ローン商品を販売している金融機関はたくさんあります。

(例えば、住信SBIネット銀行住宅ローンは0.5%を下回っており、この金利引き下げ幅は返済期間中ずっと継続します。)

ですから、目先の「業界最低水準金利」にとびつく前に、ちょっと立ち止まって考えた方が良いでしょう。

確かに、当初の支払額が少なくて済むというのはメリットなのですが…。

最低ではないものの、低めの当初固定金利と全期間固定金利

新生銀行住宅ローンは、固定金利でもダントツではないものの低めの金利設定をしています。

前述の金利0.15%引き下げキャンペーンが適用されたとして、2016年12月の適用金利は以下の通り。

当初借入期間

金利

1年固定

0.70%

3年固定

0.70%

5年固定

0.70%

7年固定

0.75%

10年固定

0.90%

15年固定

1.05%

20年固定

1.05%

 

10年固定で0.90%、20年固定で1.05%というのは、驚くほどではありませんが決して高い金利ではありません。

金利だけで比較するなら他の金融機関に譲るものの、他のサービスも含めて総合的に比較するなら、検討対象にする価値はあるでしょう。

なおフラット35が主流となっている業界では珍しく、新生銀行住宅ローンでは全期間固定金利の商品も販売しています。

といっても、フラット35では自己負担となる団信保険料を加味しても、フラット35の方が金利面では有利な設定になっているので、やはり他のサービスと総合しなければ太刀打ちできません。

ダントツに安い諸費用!

新生銀行住宅ローンの変動金利は「最低水準」といっても初めだけ、固定金利は他の金融機関の方が有利…。

こう言ってしまうと魅力はかすんでしまいますが、実は諸費用はダントツに低く設定されています。

諸費用にはこまごまとさまざまなものが含まれていますが、決定的に金額に差が出るのは保証料と融資事務手数料の2つです。

新生銀行住宅ローンの保証料は無料。

ただ、保証料無料の住宅ローンはネット銀行を中心にたくさんあります。

ですが保証料無料の金融機関のほとんどが、融資事務手数料を借入額の2.16%、低くても借入額の1%台に設定しているのです。

借入額が3000万円なら、2.16%は64万8000円にもなりますね。

そんな中、新生銀行住宅ローンの融資事務手数料は次の通り、最低のものならたった5万4000円なのです!

 

安心パックW利用

安心パック利用

安心パックなし

融資事務手数料

16万2000円

10万8000円

5万4000円

 

同様に融資事務手数料が数万円台の金融機関もありますが、高額な保証料が必要だったり金利が高かったりするので、諸費用全体でみるとやはり新生銀行住宅ローンはダントツに安いと言って良いでしょう。

手厚い生活保障が得られる「安心パックW」

諸費用では他の金融機関より有利なものの、金利となると分が悪く、お金の面で決定打が打てない新生銀行住宅ローンですが、ローン付帯サービスは注目に値します。

その名も「安心パックW」。

2014年の日経収集製品・サービス賞の最優秀賞を受賞しています。

「安心パックW」の4つのサービスを、一つ一つ点検していきましょう。

①病児保育サービス

1つめはNPO法人フローレンスが提供する、病児保育サービスです。

急な発熱や病気になった子どもを、専門の保育スタッフに預かってもらうことができます。

時間は平日のみの9時半~18時半で、生後6か月~小学6年生の子どもが対象。

保育園や小学校から突然かかってくる、子どもの体調不良の電話は働くママたちを何よりも悩ませるものですよね。

子どもが体調を崩すたびに会社を休んだり早退したりしていては、収入も減りローン返済にも支障が出てきます。

それに、そんなことが頻繁にあると思うようにキャリアアップができず、それは将来的な収入にもかかわってくるので大問題です。

とはいえ、大切な子どもを見殺しにはできません。

そんな八方ふさがりの状況を解決してくれるのが、この病児保育サービスです。

当日の急な電話でも対応してくれるのがうれしいですね。

②家事代行サービス・ハウスクリーニングサービス

安心パックWは、働くママたちにとってうれしいサービスをもう1つ提供しています。

平日は会社でお仕事、休日は自宅で家事となれば、身体と心が休まるときはありません。

そんな時に役立つのが、「株式会社ベアーズ」が提供する家事代行サービス・ハウスクリーニングサービスです。

家事代行サービスでは掃除や料理、買い物など日常の家事を行ってくれ、ハウスクリーニングサービスではエアコンやトイレなど専門的なクリーニングをしてくれます。

こういったサービスを利用することで、心も身体とともに大切な新築住宅もリフレッシュすることうけあいです。

なお、以上のサービスの利用回数には上限があるので注意しておきましょう。

新生銀行住宅ローンを契約すると、借入額に応じて次のようにクーポンが発行されます。

借入金額

クーポン枚数

3000万円以上

50枚

2500万円~2990万円

40枚

2000万円~2490万円

30枚

1500万円~1990万円

20枚

 

病児保育サービスならクーポン2枚、家事代行サービス・ハウスクリーニングサービスならサービス内容によってクーポン1~3枚を消費することになります。

クーポンの有効期限は10年間ですので、3000万円以上の借入なら1年間につき2.5回病児保育サービスを受けられる計算になりますね。

なお両サービスともサービス提供地域は限られていますので、住宅取得地域が首都圏から離れている場合には十分に注意してください。

③コントロール返済

数十年という長期間にわたって続く住宅ローン返済ですが、人生は山あり谷ありですから、その期間中には家計に余裕が出ることも破綻の危機にさいなまれることもありますよね。

そんなときに便利なのが、この「コントロール返済」です。

これは、家計に余裕が出て住宅ローンを返済期間短縮型で一部繰り上げ返済した後に家計が苦しくなった場合、短縮した期間分は元本の返済をゼロにして利息分の支払いで済ませることができる制度です。

そもそも繰り上げ返済には、利息軽減して総支払額を減らすことができる効果があるのですが、そのときにネックになるのが、貯蓄状況なのです。

今預金口座に余裕があるからといって繰り上げ返済しても、後々出費がかさんでマイナスになると住宅ローンよりも金利が高い各種ローンを利用することになる…。

ということで繰り上げ返済を見送ってしまうケースは意外と多いのです。

しかしコントロール返済の制度があれば、そんなことは生じません。

この制度を利用して、うまく繰り上げ返済を行うことができれば、数百万円単位の総支払額の節約だって夢じゃないのです。

④安心保障付団信

安心パックWの最後のサービスは、安心保障付団信です。

保障付団信は各金融機関が住宅ローンに付帯するサービスとして提供していますが、三大疾病やがんなど、特定の疾病による就業不能状態などを適用条件にしているものが多いです。

この新生銀行住宅ローンの保障付団信にユニークなところは、介護状態で保険金が支払われる(住宅ローン残高がゼロになる)ところでしょう。

具体的には、以下のいずれかの状態になると保険が適用されます。

  • 公的介護保険制度の「要介護3」以上に認定された場合
  • 「歩行」「衣服の着脱」「入浴」「食物の摂取」「排泄」の5項目のうち、3項目で一部介助が必要な状態が180日以上継続した場合
  • 上記5項目うち、1項目に全部介助が必要で、かつ他の1項目に全部介助または一部介助が必要な状態が180日以上継続した場合

がんなどの疾病が原因であろうがなかろうが、介護が必要な状態になれば残債の返済免除というのは、なかなかにローン返済者のニーズをとらえているのではないでしょうか。

選べる安心パック

こんなにも充実したサービスが、他の金融機関の融資事務手数料とほぼ同額の16万2000円で得られるというのは、何よりも注目すべき魅力です。

なお、「安心パックW」の③④だけなら「安心パック」として10万8000円の融資事務手数料で選択することができますので、①②の提供サービス外の地域に住宅を取得する場合にはそちらがおすすめです。

③④も不要だというのであれば、つけないこともでき、その場合の融資事務手数料は5万4000円になります。

審査が1回で済むメリットを軽んじてはいけない!

新生銀行住宅ローンについてご紹介する最後の特長は、審査が1回で済むことです。

一方で他の金融機関では、「仮審査」と「本審査」の2回審査があるのが一般的です。

住宅ローン手続きは、時間との戦いです!

審査が1回か2回か、そんなことにそれほどの意味があるのかと訝しんでいる人もいるかもしれませんね。

それが、実は大問題なのです。

というのも住宅ローンの手続きでは、申し込んだときの金利で契約できることはまずありません。

手続きに時間がかかるので、その間に月を跨いでしまうからです。

住宅ローンの金利は各金融機関によって、毎月1回または2回見直されるので、申し込んだときと契約したときでは、店頭金利が変わっているんですね。

見直された結果金利が下がっているのならむしろうれしい誤算となるのですが、これが上昇してしまうとシミュレーションが、ひいてはその後の人生設計が狂ってきます。

そもそもその時点での金利を眺めて試算して、借入額そして住宅価格の上限を決めていたはずですから、ここに大きな誤算が生じると、注文住宅購入手続き全体が狂ってしまうのです。

金利が当初の見込みからどのくらいずれるかは、当然申し込み時点と契約成立時点との間にどのくらいの期間が生じるかにかかってきます。

仮審査に申し込み、結果を待って本審査に申し込み、その結果を待って…、そんなことをしている間に、どんどん金利上昇のリスクが膨らんでいってしまうのです。

その点、新生銀行住宅ローンでは審査は1回きりなのですから、このリスクは最小限にとどめられるというわけです。

注文住宅購入手続きは、書類処理との戦いです!

審査が1回で済むことのメリットは、金利上昇リスクを抑えられるだけではありません。

申込書の作成が1回で済むこと自体も、大きなメリットなのです。

というのも、注文住宅購入の手続きにおいては、土地売買契約・建築請負契約・内装業者,外構業者などさまざまな業者との契約…、と実に様々な契約を交わさなければなりません。

それらの書類ひとつひとつをよく読んで、誤字脱字のないように必要事項を記載して押印しなければならないのです。

(説明されるまま、よく読まずに契約書にハンコを押す人もいますが、後々のトラブルの元ですのでおススメできません。)

事務処理能力に長けていてそんなことが苦にならない人なら問題にならないのですが、そんな人ばかりじゃありませんよね。

苦手な人には、そういった審査が1回で済んでそういった書類が1セット減るだけでずいぶんな負担軽減になるはずです。

また新生銀行では、インターネット上での申し込みもできますが、店頭でも申し込みができ、また必要に応じて電話相談も受け付けているので、安心ですね。

まとめ

  • 新生銀行住宅ローンの金利はさほど低くないが、諸費用はダントツに安い。
  • 病児保育サービスや家事代行サービス・ハウスクリーニングサービス、コントロール返済や保障付団信が付帯する「安心パックW」がローン契約時の融資事務手数料16万2000円だけで選択できる。
  • 他の金融機関では「仮審査」「本審査」と審査が2回あるのが一般的だが、新生銀行住宅ローンでは審査は1回で済む。

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