注文住宅購入講座

どうせなら坪庭のある贅沢で快適な平屋を建ててみよう

はじめに

地方都市や周辺地域を中心に、平屋の新築が増えているようです。

理由としては、少子高齢化で小規模の家庭が増えたことや、敷地面積に余裕をとりやすい地域的な好条件もあげられます。

坪単価が高いと言われる平屋ですが、今回は思いっきり贅沢な平屋を作るご提案をしたいと思います。

それは、「坪庭のある平屋」です。

坪庭とは

坪庭とは、家の中にある中庭のこと。家の真ん中を上から四角にくりぬいた形のものや、凹の字のように三方を建物で囲まれた形のものがあります。

西洋建築での中庭はコートやパティオと呼ばれ、リビングの延長として使用する比較的広い空間であることが一般的。

土地に余裕があればそんな空間も素敵ですが、日本の住宅事情を考えると、伝統的な中庭である「坪庭」がしっくりくるのかもしれません。

一〜二坪程度の小さな空間という意味合いや、四方を囲われていることから壷のような空間という意味もあるそうです

京都の家と坪庭

京都では、古くからの町並みの中で住居は密集しており、一戸一戸は間口がせまく奥行きが深い「うなぎの寝床」と呼ばれる町家住宅が多いことが特徴です。

盆地の京都の夏の蒸し暑さは格別です。家の中もさぞ暑かろうと思うところですが、一歩家に入ると風が通る心地よい空間となっているのです。

その理由のひとつに、京都の町家には坪庭が多いことがあげられます。

窓を開けたままにできる空間

限られた空間である坪庭は、外部空間とは気圧と温度に微妙な差が生じます。

気圧と温度の高い空気は、低い方へ流れていきますので、まるで煙突のように家にこもった空気は坪庭から外部へ流れることになります。

四方を囲まれている狭い空間であるのに、風を感じられるのはこのためです。

そして、季節の良い時季であれば、お天気が良い日は坪庭の窓は開けたままでOK。

ちょっとしたお出かけのときも家を閉め切ることなく、外気をとりこんだままにしておけます。

就寝時にも窓を閉める必要がありません。

外を自然に感じとる生活ができることも坪庭が作り出す豊かさといえます。

光を呼び込む坪庭

敷地面積の広い平屋では建物中程の採光が悪く、薄暗い空間ができてしまうこともあります。

坪庭を取り入れた設計であれば、家の真ん中に自然光を取り入れた明るい空間を作り出せるのです。

狭い空間の坪庭ですが、平屋であれば空までの距離は短く、充分な光量を取り込むことができます。

明るいながらも直射日光が入る時間が限られますので、ハーブなどの繊細なガーデニングにも良い環境です。

何より明るさを実感できるのが、カーテン無しで生活できることでしょう。

「口の字」型の坪庭では外部の目を気にする必要がないので、カーテンでの目隠しがいらないのです。

窓の上部や脇にカーテンという布地がないこともすっきりとした印象のインテリアとなり、開放感を演出してくれます。

絵画のような坪庭作り

京都の町家の坪庭は室内から眺めることを想定して作り込まれています。

植物だけではなく、玉砂利を敷いたり竹垣や灯籠を配置したりと、どの部屋から見ても心和む空間としています。

坪庭作りを考えたとき、プロの庭師さんを頼むのも一手ですが、狭い空間だけにDIYで作ってみるのもいいでしょう。

坪庭といっても洋風に作りこむこともできますし、なんといっても外に見せるものではなく家族だけが楽しめれば良い庭という自由度も魅力です。

隣接する各部屋から見える高さや角度を考慮しながら、レイアウトに趣向を凝らしましょう。

プライベートな「外」の便利さ

この心地よい空間に浴室を隣接させれば、窓を開けて露天風呂のようにお湯を楽しむこともできますし、入浴しながら美しい坪庭を眺めることもできます。

また坪庭にウッドデッキを設置し、浴室や脱衣場からの出入り口を作ると風呂上がりに坪庭で涼むこともできます。

こうした勝手気ままさも、プライベートな「外」である坪庭ならではの爽快感です。

日常の小さな贅沢を満喫できる生活となるでしょう。

坪庭の注意点

そんな快適な坪庭生活を楽しむためには、設計段階からの配慮が必要です。

まずは坪庭の湿度調節の問題です。坪庭に水が集まりやすかったり、水はけが悪かったりすると、せっかくの坪庭がじめじめとした不快な空間になってしまいます。

屋根の設計や水はけの機能と設備については、設計士・建築業者に入念な工夫を依頼しましょう。

次に、坪庭周辺の窓の選択です。坪庭の設計では窓が多くなりますので、室内の気密性を高め冷暖房の効きをよくするため、窓は断熱効果の高い素材を選ぶことが重要です。

こうしたところも含め、「坪庭のある平屋」はコストの高い贅沢なものとなります。

「坪庭のある平屋」の最後の注意点は費用負担が大きくなりやすいことといえるでしょう。

まとめ

今回は贅沢な住宅である「坪庭のある平屋」についてお話しました。

  • 敷地面積の広い平屋では坪庭で採光の問題をクリア
  • 坪庭の煙突効果で空気の流れを作り快適な住まいを実現
  • 坪庭作りもまた楽し。DIYもおすすめ
  • お風呂好きには坪庭と隣接した浴室設計も快適
  • 水はけと断熱性能には配慮を。

コスト高になりやすい「坪庭のある平屋」ですが、その豊かさは魅力的。「坪庭のある平屋」で、日常に余裕と遊びのある暮らしはいかがですか?

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