十分にシミュレーションしたはずなのに…。
一生に一度の家造り、失敗してはいけないと、設計・建築を考えるときに十分シミュレーションを繰り返して決めました。
そんな頭の中では完璧だったはずの我が家ですが、住み始めるとポロポロと失敗だったなぁと思う点が出てきます。
薄かった標準の壁紙
これが最大の失敗だと思っています。
うちは白色の壁紙を家全体に使っています。
白色と一言で言っても多種多様で明るさもそれぞれ違います。
気に入った壁紙のサンプルを何種類かもらって、家で実際に昼間の陽の光に当ててみたり、夜に電気に当ててみたりして、かなり慎重に選びました。
それなのに、実際に住み始めると1か月もたたないうちに、壁のコーナーに使われている部分がすり減ってポロポロしてきているんです。
担当者に言うと、どうしても通るときに当たるから仕方がない的な返答でした。
いや、通るときに当たるって言っても住み始めて1か月でそれはないと思うんですよ~。
標準の品がそんなに薄いと分かっていたら、間違いなくグレードアップしてたんですけどね。
私もサンプルをもらったのに、白色の明るさばかりを確認していたのが間違いでした。
実際に家のコーナーに貼って耐久性もチェックしておけば良かったです。
ゴミ箱スペースの確保
実際に住み始めて、キッチンにゴミ箱を置く場所がない!という失敗談をよく聞いていたので、うちはごみ箱スペースを2つほど置けるように設計しました。
サイズはまあ適当でしたが、70~80くらいはとっていたと思います。
しかし実際に住み始めると…足りなかったんです。
うちが引っ越した地域はゴミの分別が厳しくて、「一体何種類あるの?!」と言うくらい細かかったんです。
2コくらいのゴミ箱じゃ対応しきれませんでした。
今は分別用のゴミ箱もありますが、それだとサイズが合わなくて置けないんです。
もうしょうがないので、ゴミ箱は当初の予定通り2つだけおいて、足りない部分は勝手口の外の庭に置いてあります。
失敗でしたね。
家を建てる地域が決まった段階で、役所に問い合わせて確認しておけば良かったんです。
そして置くゴミ箱を決めた上で、ゴミ箱スペースのサイズを決めるべきでした。
そのひと手間をやらなかったため、せっかくのゴミ箱スペースが活用しきれていなくて残念です。
庭の位置
我が家は南側に道路と面した土地を購入しました。
もちろんリビングとその上の吹き抜け窓を南に向けて設計してあります。
駐車場は玄関の前に2台分確保しました。
そして庭はその駐車場の横の、リビングの大きな掃き出し窓の前部分にきます。
道路-駐車場・庭-家という位置関係ですが、私はこれに対して何も思わずにそのまま建築しました。
実際住み始めて失敗した~と思いました。
庭で何かしていると通行人の目が気になるんです。
同じ土地の分譲地内に13件の新築住宅が建っているんですが、道路から丸見えなのはうちだけでした。
他の皆さんの庭は、人目につかない家の裏や横側に造っているんですよね。
うちの場合、日当たりがいいのはとても良いんですが、道路に面しているので、夏のお庭プールや外遊びがしづらいです。
他の方はバーベキューをよく庭でしていますが、うちはどうしても人目が気になって今年は断念しました。
電気スイッチの位置
これもよく聞く失敗なので、何回も頭の中でシミュレーションをしました。
それなのに1か所だけどうしても使いづらく、失敗だったスイッチがあります。
それは玄関の電気スイッチです。
我が家は玄関ドアから入って2,3歩いて靴を脱ぎます。
夜外から帰った時に暗闇を2,3歩歩くのは嫌だと、ドアのすぐ横に玄関スイッチを付けてもらいました。
これがかなり失敗だったんです。
うちの間取りは玄関の近くにトイレがあるため、しょっちゅうここの電気を付けねばなりません。
そのときに室内から付けようとしても届かなくて、わざわざサンダルを履いて土間に降りて付けい行くことになります。
これはすっごく不便でもう大失敗ですね。
設計の段階でトイレに行くことを考えて、リビング側にも玄関の電気スイッチを作ってはいます。
でも実際に住んでみて分かったんですが、わざわざ前もってつけて行かないです。
人って、「あ、ちょっと暗いな」って思ってから、初めて電気をつけようって思うものですよね。
玄関タイルが汚れやすい。
我が家の玄関の土間は、薄いオレンジ色のタイルを採用しています。
ここはもう少し考えねばなりませんでした。
玄関ってやたら汚れるんです。
子どもの靴についた泥汚れや主人やお客さんの靴墨ですかね~。
ほうきで掃くだけじゃ全然キレイになってくれません。
玄関タイルのためにデッキブラシを購入しましたが、それでも靴墨は落ちてくれないんですよね。
こんなに気になるとは思っていませんでした。
前のアパートがそうだったようにクッションフロアのような素材にした方がいっそ良かったのかと思います。
色の濃いタイルにしても良かったですね。
もしかしたら決めるときに聞いていれば、汚れの落ちやすいタイルなど提案してもらえたかもしれません。
後悔してしまいますね~。
[colwrap] [col2][btn class="simple big"]関連記事[/btn][/col2] [col2][btn class="simple big"]ホームへ[/btn][/col2] [/colwrap]
[kanren postid="470"]