目次
はじめに
家づくりの最初のステップは、あなたが家を建てたいと思い、理想の家をイメージすることから始まります。
そして家族全員の要望を聞き、雑誌などで情報の収集を始めましょう。
更に展示場などを訪ねてみるのもお勧めです。出来上がった家を見ることは大変参考になると思います。
また理想とする家のグレード、実際にかかる費用などの情報を得ることも重要です。
家づくりを計画し完成するまでは、約1年程度かかることが一般的です。
大まかな家づくりの流れを把握しておくことはスケジュールを立てる上でも役立つことでしょう。
今回は家づくりの大まかな流れをご説明いたします。
工務店・ハウスメーカーなどに相談
依頼したい工務店やハウスメーカーに相談し、ラフプランの依頼をします。
打ち合わせ
この時、要望をできるだけ具体的に伝えるようにしましょう。参考資料などを提示すると、要望がよりスムーズに依頼先に伝わります。
ラフプランと概算見積もり
ラフプランとは打ち合わせの初期に、たたき台にする大まかな基本計画図のこと。手書きの簡単な図面ですが、これを元に詳細な図面が作成されます。
仮契約
概算見積もりまでの流れはハウスメーカーも工務店もほぼ同じですが、最近の工務店では敷地調査の前に仮契約という形を取る場合も増えています。工事請負契約とは別のもので、設計契約のようなものと考えていいでしょう。
敷地調査・土地測量
敷地の調査を行い、地耐力なども測定されます。脆弱な地盤の場合は補強の為の改良工事が必要になります。
詳細な設計・打ち合わせ
詳細な設計を行う時は、間取りの動線が機能的か、デザインの感性が好みであるか、将来の生活設計を考慮しているかなどに注意しましょう。
最終見積もり
設計内容を明記した設計図を基に、工事金額を項目ごとに明記した見積書が作成されます。工事内容が合っているか、金額が適正であるかなどをしっかりチェックしましょう。
工事請負契約
設計内容と見積金額に合意し、依頼しても良いと判断すれば契約となります。契約時に渡される書類はしっかり確認した上での契約をお勧めします。不審点や曖昧さの残る部分はできるだけ明確にしてもらい、内容をしっかりと把握しておきましょう。
建築確認申請
図面や必要書類を役所に提出し、建築確認を申請します。審査機関に払う手数料は審査機関や建築面積によって違いがあります。また審査の期間は木造2階建程度なら2週間くらいはかかります。
地鎮祭
安全祈願祭とも呼ばれ、工事の無事を祈る儀式です。
着工
ご近所への挨拶回りの後、いよいよ工事の開始となります。
上棟
基礎工事が終了すると、建物の構造体が組み立てられます。上棟式は構造体の最上部に屋根の棟となる棟木が取り付けられたときに行われる祭儀で、無事に棟が上がったことを喜び、施主が職人さんに感謝するお祝いです。
竣工
工事が全て終わるとハウスクリーニングで工事中の汚れを落とし、施主立ち合いの検査後、問題がなければ引き渡しとなります。
まとめ
以上が家づくりの大まかな流れです。一般的には着工までに半年程度、竣工までに半年程度をみておくといいでしょう。細かな部分では依頼する会社によっても多少の違いがあります。また実際には、この他にも細かい作業が多く発生することも頭に入れておいてください。家づくりは一大プロジェクト。家づくりの楽しさを味わいながら素晴らしい家を完成させてくださいね。
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