ラゾーナで一気に発展した川崎駅西口
人口増加が続いている神奈川県。
その中でも再開発が成功をおさめ、にぎわいを見せている川崎駅西口周辺は注目のエリアではないでしょうか。
大きな契機となったのは10年前、東芝の工場跡地にオープンした大型ショッピングモール「ラゾーナ川崎プラザ」です。
それまで川崎のイメージといえば、繁華街や京急川崎駅、競馬場などのあるJR川崎駅東口にかたよっていました。
繁華街(歓楽街)なので、お出かけを楽しむにはうってつけ場所ですが、ちょっとガラの悪い雰囲気もありました。
住環境としては決して良いイメージを持たれていた街ではなかったはずです。
にぎやかなのは良い点ですが、子育てや老後の落ち着いた生活を想定すると、川崎駅周辺に不動産を持つのは気が引けてしまうかもしれません。
ところが、ラゾーナ川崎プラザのオープンとほぼ同時期に、周辺で大型マンションの建設ラッシュが始まりました。
JR川崎駅西口エリア(地名としては川崎市幸区になります)は東芝をはじめとする企業が集まっていた工場地帯でした。
それが一気に住宅街に変貌したのです。
元々が工場地帯ですから、東口エリア(川崎市川崎区)のように公営ギャンブル施設や風俗店がありません。
川崎の悪い点だった治安や風紀の心配がないのです。
川崎駅西口エリアの住みやすさはまだ伸びしろがある
ラゾーナ川崎プラザと大型マンション群が登場したことで、JR川崎駅西口エリアは住宅街として生まれ変わりました。
特にこれから子育てを始めるファミリー層が続々と流入した印象です。
人口の増加率は神奈川県でも屈指ではないでしょうか。
駅至近の物件は、独身者向けの賃貸が多いようです。
東京方面、横浜方面どちらにもアクセスしやすいのが川崎の良い点です。
武蔵小杉駅に横須賀線が停まるようになったことで、利便性はさらに向上しました。
ただし、JR川崎駅西口エリアは、住環境の面でまだまだ伸びしろを残していると感じられます。
それは気軽に日用品を手に入れられる店舗の少なさ。
ラゾーナは確かにショッピングを楽しむのには素晴らしいスポットですが、こまごまとしたモノや、格安の品を求める場所ではありません。
西口周辺には、食料品から衣類まで何でも揃っていて、しかも安価なスーパーが少ないのです。
昔ながらの商店街にあまり元気がないのも気になります。
落ち着いた環境で、緑もそこそこあり、とても住みやすい場所ですが、数少ない悪い点といえるでしょう。
急増したマンション住人たちの需要を満たすだけの、便利なスーパーが早く登場してほしいものです。
なお、学校と病院はまずまず充実しています。
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