目次
理想の家を一から造り上げていく注文住宅の醍醐味
「どんなイメージの家を建てたいですか?!」
最初にそう聞かれたときに、何も答えられなかった私たち家族です。
子どもの小学校入学前までに「家」を建てようと動き始めたばかりの頃で、具体的にどんな「家」を建てたいかなんて考えてもいませんでした。
そもそもどんな家があるのかさえ分からないんです。
そこから、ひたすら本やインターネットで情報収集に励んで勉強する日々が始まりました。
「これから一緒に家造りを楽しんでやっていきましょう!一生に一度のことですから、絶対に楽しんでください!!」
これは契約のときに担当の営業マンから言われた言葉です。
家を建てようと決めて2か月ほどで幸運にも、ぜひここに家造りをお願いしたいと思える工務店と契約することができました。
ここから7か月間、工務店と二人三脚で理想の家造りを実現すべく、楽しみながら頑張っていきました。
自分の理想とする家を一から作り上げることができるのが注文住宅の醍醐味ですよね。
私が理想の家を建てるためにこだわった点をご紹介していきます。
理想の家造りのためのこだわり①外観
家の顔となる外観はこだわりますよね。
失敗したくないと思いつつも、多種多様の外観があって迷ってしまします。
この頃は空いた時間はほぼ画像検索に費やしていました。
近未来的なキューブ状のシンプルな外観もいいし、赤毛のアンに出てくるようなオールドアメリカンな感じも可愛くて素敵。主人は日本家屋風もカッコいいと言っていました。
外観はなかなか定まらなかったですね。
それでもひたすら画像を見ていくうちに、南欧風の外観が特に目を引くようになってきました。
温暖なプロヴァンス地方の住宅で、白い漆喰の塗り壁とオレンジ系のレンガや石瓦が特長の家です。
さっそく工務店の設計デザイン担当者に伝えて、外観のパースを作ってもらいました。
私も主人も一目で気に入りました。
塗り壁も憧れましたが、主婦目線でせっかくの白い外壁が汚れていくのは嫌でした。
そこで雨で汚れが洗い落とされるという素晴らしい特長の外壁材を選びました。
そのシリーズに塗り壁を意識した作りの物があったので、見た目とお手入れのしやすさが兼ねそろえることができて大満足です。
瓦も軽くて家の負担にならないタイプの、オレンジ色を合わせています。
真っ白い壁にオレンジ色の瓦が乗った我が家、さんざん迷いぬいて決めたかいがあり、とっても気に入っています。
理想の家造りのためのこだわり②床材
南欧風住宅の場合、室内はパイン材を合わせてナチュラルな雰囲気のお部屋にすることが多いです。
私はとにかく落ちつけるクラッシックなリビングが希望でした。
そこで外観は外観!室内は室内!と割り切って、それぞれを自分の好きなイメージで仕上げることにしました。
自分の好きなものを自由に選んで造り上げていく、注文住宅造りは本当に楽しかったです。
うちでは1階はブラックウォールナット風の床材でシックに仕上げ、子ども部屋と寝室のある2階はホワイト系の床材を合わせて明るく仕上げました。
1階と2階の雰囲気をがらりと変えたのも気に入っています。
理想の家造りのためのこだわり③壁紙
壁紙選びは大変でしたがとっても楽しかった作業のひとつです。
今はインターネットでカタログが見れるんですが、それじゃ物足りなくて、3,4回は東京にあるショールームに通いました。
壁紙ってすごく可愛くて見てるだけでワクワクしますよね!
でもやっぱり基本は白色を選びました。
白と言っても信じられないくらい大量の種類の壁紙がそろっているんで迷いました。
うちは結局塗り壁風のものをチョイスして、1階の室内と1,2階廊下の大部分はそれにしました。
それでも可愛い壁紙をどこかに使いたくて、1、2階のトイレと、2階寝室の夫婦それぞれのウォークインクローゼットに使っちゃいました。
トイレに関しては、1階は私チョイスのカラフルな花柄で2階は娘チョイスのシンデレラモチーフの大人っぽい壁紙のトイレです。こんな遊び心を入れられるのも楽しかったですね。
娘と息子の子ども部屋は白い壁紙が基本なんですが、子供たちに好きな壁紙を1枚選ばせてそれを一面だけに使ってアクセントクロスとしました。
まだ小さい子供たちですが、ピンクと青の単色カラーをそれぞれ選んでくれたので、いい感じに仕上がって安心したものです。
理想の家造りのためのこだわり④はり見せ
1階を理想のクラッシックな感じのLDKにするために、ダイニング部分の天井にはりを見せるようにしてもらいました。
普通はそのままの木材を見せるそうですが、うちはブラックウォールナット風の床材を採用していたので、大工さんに頼んで同じような色味になるように塗装してもらいました。
家具も全て色を濃い目で統一したので、理想どおりの部屋に仕上がりとっても気に入っています。
理想の家づくりのためのこだわり⑤外部収納と屋根裏収納を設置
子どもが2人いるのでやたら物の多い我が家です。
ごちゃごちゃなるのは目に見えていたので、すっきりときれいな家を保てるように対策を考えました。
まず階段下のスペースを外から物を出し入れする外部収納として利用しています。
これで庭に収納を別に作る必要がなくなり、家周りもすっきりしているので気に入っています。
また断熱材の内側に来るので、収納内部の気温も一定に保つようになっています。
暑さや寒さで中の物が傷むこともないので安心できて良いです。
さらに3階に屋根裏収納を作ってもらいました。
寝室と同じくらいの広いスペースなのでとっても便利で、荷物の大部分はそこにしまっています。
おかげで家の生活スペースはすっきりとしました。
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