はじめに
今回は住宅展示場に行った際に営業マンから引き出したい情報(税金、補助金、ハウスメーカー独自のキャンペーン)について紹介します。
税金編
ハウスメーカーのデキる営業マンは、税金に詳しいです。
特に施主が支払う税金ではなく、住宅を買う人にとってオトクになる税金についてです。
例えば、親からお金を援助してもらえる場合、住宅購入のための生前贈与があるなら税金がかからない
『住宅取得用資金であれば贈与税は非課税』
制度があります。
これは購入してから自分で税務署に申請する必要があります。
買うタイミングによって『1200万円』『3000万円』などの上限額がありますし、購入する家についても面積制限などの制約もあるので、プロに聞くことが大切です。
二世帯住宅を建てる場合には、固定資産税を節約できる方法もあります。
そのような税金に関しての優遇策を適用するには、建てる時期、建てる住宅のタイプも関係しています。
そのため、営業マンに税金についての優遇策がないか確認することや、ハウスメーカーによっては、税金に関してのパンフレットを用意していることもあるので、一度営業マンにかくにんしてみると良いでしょう。
また、会社のホームページから簡単に資料請求できる場合もあります。
税金に関する知識は知ってるのと知らないのでは後々全く違ってくるので、まずはしっかりと情報収集することをおすすめします。
補助金
政府の方針で、ゼロエネルギーハウスを推進しているのはご存知ですか。
政府は2030年までにゼロエネルギーハウスを新築のスタンダートにしようと計画しています。
ゼロエネルギーハウスはZero Energy Houseの頭文字をとってZEH(ゼッチ)と呼びます。
具体的にゼロエネルギーハウスとは家の断熱性を良くして、消費するエネルギー量を減らす住宅の事を指します。。
具体的には太陽光発電でエネルギーを作ることによりエネルギー収支をゼロにする住宅の事です。
2030年までに新築住宅のスタンダードにしたいという国の目標があるので、それより早く建てる人には政府から補助金が貰えるチャンスがあります。
補助金は毎年の政府の予算によって異なりますが、2016年では125万でした。
それまでは申し込んだらほとんどが補助金を受けとることができましたが、2016年では貰えないことも多いようです。
また金額も年々減ってきています。
せっかく今の時期に建てるのであれば、補助金は貰えたほうがオトクですので、早めの決断した方が良いですね。
ZEHの家には補助金以外にもメリットがあります。
断熱性がいいので、夏は涼しく冬は暖かく、そして冷房暖房費を抑えることができます。
気温差が少ないことは、ヒートショックを抑えることができます。
近年の研究では、浴室、トイレ、廊下などがリビングと比べて温度差が少ないことによりアレルギーが軽減されたり、ヒートショックによる突然死が少なくなることがわかってきているのでZEHは家族にとって安全な家になるといえます。
人は家で使っているエネルギーを把握すると、節約するという行動原理があります。
そのため、この行動原理を最大限活用するためにZEHの家にはHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)が必要となります。
HERMとは簡単に説明すると、家で使っている電気がどこにどれだけ使われているかわかるようになるシステムです。
これで使われていない部屋の電気をオフにしたり、お湯の使用量を減らしたりする等の行動原理により、生活に工夫をもたらすようになり、結果的に光熱費削減に繋がっていくというわけです。
エネルギー削減をゲーム感覚で初めて見ると楽しいと思います。
さらに太陽光発電も設置しているので、月々の売電収入も発生します。
光熱費が抑えられるばかりか収入が入るのです。
太陽光発電は、家の設備ではなく『投資』と考える人もいるくらいです。
太陽光は最低でも10〜15年は発電続けるといいます。
7〜10年ほどで太陽光パネル分のもとが取れ、10年目以降儲かる可能性もあります。
ハウスメーカー独自のキャンペーン
その他、政府から貰える補助金意外にも、ハウスメーカーが独自に行っている助成金やキャンペーンがある場合があります。
高くて手が出ないと思っていた設備が意外に安く購入できるチャンスがあります。
キャンペーンをうまく活用することで、理想の設備を手に入れることも可能になるので、チラシにはよく目を通しておきましょう。
まとめ
いかがでしたか。
住宅を購入するうえで、世の中には知らないと損をする制度が実はたくさんあります。
一から勉強して理解することが難しくても、ハウスメーカーの営業マンに質問してみれば、色々と教えてくれます。
営業マンも自分を売りにだすことが仕事ですので、積極的に質問対して答えてくれるはずです。
住宅購入の総額だけ見て判断するのではなく、こういった優遇策をあわせて検討してみれば、ワンランク上の住宅購入も可能になります。
ぜひ積極的に営業マンから情報を引き出して、理想の住宅を建ててみて下さい。
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