はじめに
営業マンの勢いにのまれて、後悔した体験談を紹介します。
考えが追いつく前に、次から次へと話を推し進める営業マンには注意が必要です。
勢いが強い営業マンの行動
私たち夫婦は、あと2~3年くらいで家を建てたいね、という前提のもとモデルハウスや住宅フェアをまわりました。
その時はまだ土地もハウスメーカーも決めていない時点で、各社の特徴をよく知ってから選ぼうと思っていました。
一通り住宅展示場をまわってしばらくしたところ、あるハウスメーカーの営業の方から「その後土地選びは~?メーカーは決まりましたか?」等と電話が入りました。
私は土地も自分でいろいろ見て目を肥やしておいた方がいいと思い、
「ちょうど土地を自分で見て回り始めたところでした。初めて○○町にこういう土地をちょっと見に行って・・・」
という話をしただけなのに、勝手にそこをつきとめ、不動産会社から土地の資料を取り寄せ、さらに自宅にまで持参してきて
「この土地にあった図面を書くから、気に入ったら建ててほしい」
と話を進められました。
とりあえず話を受けてみたら
その時点では強く断ることもなく、まあ図面も興味あるし、必ず契約ということが前提ではないからという感じで了承しました。
そして図面ができたら「では次の打ち合わせは…」と、こちらのペースを無視した段取りを組まれ、まだそんなに急がなくても…と気持ちが追い付かないまま、では次は、次は、と話が進み、少し打ち合わせに疲れたのでいったん休みを入れさせてほしいとお願いし、打ち合わせを中断しました。
土地に関しては、「こんないい土地はすぐに売れてしまう」等とせかされ、自分たちで決断したので責任は自分にあるとは思うのですが、必要以上に早い購入となり、固定資産税も建築まで期間があるにもかかわらず払うことに。
もう少し吟味すればよかったと思うところもあります。
さらに、
「そんなに外構費もかからないと思いますよ」
とその営業マンに言われたのに、結局は地盤補強やブロックの積み直しなどが必要となり予想外の出費もありました。
落ち着きを取り戻し、断ることに
毎週の打ち合わせから解放され、冷静に考えてみると特にそのメーカーの特徴にこれといって魅力を感じる点はなく、勢いで何千万も買い物をするものではないという思いが強くなりました。
そう思った矢先に他のメーカーの営業の方から連絡が入りいきさつを説明すると、その方は強引な点は全くなく、私たちの思いをよく聞いて、不安を解消してくれる営業さんでした。
結局、最初に関わったメーカーとはかなり話を進めていましたが、よく考えたいと結論を出してお断りしました。
まとめ
土地もハウスメーカーも自分なりにこういう所がいい、という条件をしっかりもったうえできちんと選び、相手のペースに惑わされないことが大事だと思いました。
正直、毎週のように打ち合わせが入っていると冷静になる時間がなく、そのまま契約まで行きそうな感じでした。
何となくあれ?なんか気持ちが追い付いていないと感じたら、そこをきちんと見つめなおすことや、この建設業者はないな、と思ったら早めにきちんとお断りする勇気も大事だと思いました。
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意外と営業マンに押されて契約してしまう人が多いのも事実です。
営業マンもプロですから、こちらがハッキリと物を言う客ではないと判断すると結構な勢いで接してきます。
そのため、
毅然とした態度
で住宅づくりは進めていきたいですね。
皆さんも是非気をつけてください。
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