はじめに
私が注文住宅に実際に住んでからのトラブルは、手抜き工事が発覚して雨漏りや床の傾きがあることに悩む日々が始まったことです。
私の家と同じ区域に建てた家も同じ注文住宅の業者に依頼していたので、同じように手抜き工事をされていました。
そして、その業者は倒産したので、そのままになってしまったのです。
今回は、そんな私の注文住宅購入をした後のトラブルの体験談をお伝えします。
天窓から雨漏りが
注文住宅なので、大きい天窓を屋根部分に設置して採光を浴びたいと思って設置しました。
ところが、受け渡しをした時期は雨が少ない時期だったので、全く気が付かなかったのですが、梅雨に入るとなんだか床が濡れています。
おかしいなと思って上を見ると、どうも天窓付近から雨が侵入しているような気がします。
すぐに、注文住宅の業者に連絡をしましたが、何故か、電話がつながりません。
数日後に、私の家を手掛けた注文住宅の会社が倒産したことをニュースで知りました。
また、その社長が行方をくらませていることも。
どうやら、倒産しそうで手抜き工事をして納期を早めて引き渡しをした疑いがあると浮上しました。
倒産した会社の跡地で同じ社員が別会社として営業
しばらくして、注文住宅の会社がどうやら営業しているようだと分かりました。
近所だったので外から覗いてみると、どうも営業所の内部にいる人は同じ従業員のようです。
気になって、声をかけると
「前の会社は倒産しましたが、新しい会社に雇われて良かったです」
といいます。
しかし、どうも社長以外は全員前の従業員のようです。
手抜き工事をされた近所の人と一緒に後日事務所を訪ねてみました。
その時に
「前の会社が手抜き工事をしていたけれど、前の会社の従業員ですよね」
と聞いても全く相手にされません。
「前の会社の手抜き工事の責任は逃げた社長にあるので、知りません」
といわれるだけです。
自腹を切るしか解決策がないというありえない状況に!
こうなると、本当にどこに手抜き工事の問題を訴えるのか分かりません。
仕方なく、私も近所の人も地元の大工さんに頼んで修繕してもらいました。
さらに後日気がついたのですが、押し入れの奥の壁に穴があったのです。
つまり、普段は人から見えない部分の壁の手抜き工事をして費用を浮かせていたのです。
これも自腹を切って資金を用意して、壁をなんとかしてもらいました。
さらに、しばらくすると床に置いたビー玉が転がっているではありませんか。
つまり、床の傾きまであったのです。
しかしこれは大がかりな工事になるので我慢するしかなく、欠陥住宅で訴えたくても業者が倒産しています。
あきらめて傾いた床の家に今も住んでいます。
まとめ
次に注文住宅を購入する際には、購入業者の資金繰りや会社情報を調べる必要があるのが分かりました。
実際、他の業者に比べて購入価格が安いような気がしたのです。
しかし契約する前は安い方がお金を用意するのに楽だと思ってしまいました。
他の業者よりも安いのなら、必ず理由はあるはずです。
今後は特別安い価格の注文住宅にも注意することが大切だと実感しています。
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明らかに計画倒産ですね。
悪質にもほどがあります。
安すぎる建設業者は要注意ですね。
皆さんも気をつけてください。
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